ある特定の分野において、熟練した看護技術と知識を有することを認められた認定看護師。2011年のデータでは9,047人に、また認定看護管理者は1,339人に増えたそうです。専門看護師の612人を加えた3資格の認定者総数は10,998人になり、1994年に資格認定制度が発足していらい初めて1万人を超えました。認定者数で最多は皮膚・排泄ケアの1,598人で、感染管理1,364人、緩和ケア1,100人、がん科学療法看護844人と続いています。日本看護協会はこれらの分野は、診療報酬上の評価が得られており、需要も高まっていると指摘、今後他の分野の認定者数が増加し、実績を積み重ねていくことで、多くの分野が診療報酬上、評価されることが望まれるとの事でした。